トンボ楽器製作所
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株式会社トンボ楽器製作所

  • アコーディオン通信

ガリアーノさんによるワークショップ、アコーディオン工房見学などとても濃い1日を過ごしたJAPCツアーメンバー。
イタリアの暑さに負けない参加者の情熱が今でも思い出されます。
アコーディオンを愛してやまない皆様に幸あれ。

イタリアツアー 2019 No.3

2019年7月6日(イタリア観光~ガリアーノ・ソロコンサート)
イタリアへ到着して早くも3日目。ここで少し旅事情を。
我々が宿泊しているホテルはヌマーナという場所にあり、カステルフィダルドとは距離があります。
今回はレンタカーを借りているので、基本車移動になります。
車移動の分、行動範囲も広がるので近くの街まで観光へ行くことができるのです。

この日はカステルフィダルド近くにある街「ロレート」という場所へ行きました。
ここ「ロレート」は”ある教会”が有名で、その”ある教会”は小高い丘の上の城壁で囲まれた場所にあり、教会そのものが要塞のようにみえます。



まるでお城に来たような気持ちになりました。
城壁の中に入ると大きな広場に出ます。




写真の正面に見える白い建物が教会です。
この教会の中にはイエス・キリストを胎内に宿したマリアの、移されたとされる生家があります。教会の中に入ると、外の世界との境界線があるかのような温度差で涼しく感じました。





奥に進むとマリアの生家が移されたとされる場所に到着するのですが、そこは撮影禁止です。
以下の写真はその生家に置かれている黒のマリア像と、移されたとされる生家を取り囲むように作られた建造物です。







ここロレートには教会の他に、ロレンツォ・ロットの絵画館やお土産が売っている参道、そしてアコーディオンが飾られた店舗など、色々と楽しめるスポットがあります。
また、ロレートの街は高台に位置するので、景観もなかなかのものです。
この近辺を訪れる機会がありましたら、是非立ち寄ってみることをお勧めします。






さて観光も一通り終え、夜に予定されているガリアーノ・ソロコンサートまで自由時間です。
ホテルに戻って休憩をしたり、カステルフィダルドへ行ってコンサートまで散策するなど、みなさん自由に行動していました。


イタリアのスーパー。
特産品のワインや果物の種類が豊富。 うー最高。


前回の写真にもあったジェラート。
とにかく種類が豊富。あーまた行きたい


そのジェラート屋さんの外観。
はーなんて可愛いの!きゅんです。


映画のワンシーンですね。これは。



オス!おら悟空!イタリアの暑さに顔が変わっちまった


各々満喫した時間を過ごし、21時開始のコンサートに合わせて夜のカステルフィダルドに集合です。
会場はワークショップも行った教会で行います。
教会のステージにはアコーディオンが置かれております。



暗い雰囲気の中、ガリアーノさんが登場しました。
ドビュッシーの「月の光」やアストル・ピアソラの「リベルタンゴ」、そして自身の曲「マルゴーのワルツ」、「クロードのためのタンゴ」など数々の名曲を披露して下さいました。
また、アコーディナによる素晴らしい演奏も披露して下さいました。





教会という場所と相まって、神秘的で荘厳な雰囲気に包まれライブが終わりました。

帰り際にはみなさんハグをし合って、喜びを分かち合っていました。
生温かい夜風を浴びながら、今日は良い夢が見れそうだと帰路につくのでした。

つづく。


ということで、イタリアツアー記3日目が終わりました。
まだまだ折り返し地点、次回はVICTORIA100周年アコーディオンの紹介や昼食会、100周年イベント最後を飾るコンサートの様子をお届け致します。
お楽しみに!