トンボ楽器製作所
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株式会社トンボ楽器製作所

  • おすすめCDレビュー

テンホールズ推薦盤


チャーリー・マッセルホワイト
スタンドバック! /ヒア カムズ チャーリー マッセルホワイトのサウスサイド バンド
「STAND BACK! / HERE COMES CHARLEY MUSSELWHITE’S SOUTH SIDE BAND」
(デビューアルバム 1967年シカゴ録音/ 同年日本では石原裕次郎の夜霧よ今夜もありがとう発売)

シカゴブルーズハーモニカの大御所、リトルウォルター、シェイキーホートン、そしてジュニアウェルス等に直接指導を受けたと言うその若く荒々しい演奏が、当時のシカゴ南部黒人ゲットー地区で培われた経歴を物語っています。
それは我々日本人の想像を遥かに超えた環境だったと思います。
しかしながら、黒人ブルーズとロックンロールの架け橋に貢献したと裏ジャケ説明文by Pete Weldingに記載されています。

◆参考動画

チャーリー・マッセルホワイト - ハーモニカ、ヴォーカル
Charley Musselwhite - Harmonica,Vocal
ハーヴィー・マンデル - ギター
Harvey Mandel - Guitar
ヴァリー・ゴールドバグ - ピアノ、オルガン
Barry Goldberg - Piano,Organ
ボブ・アンダーソン - ベース
Bob Anderson - Bass
フレッド・ビロウJR. - ドラムス
Fred Below - Drums

Produced by Samuel Charters


クロマチック推薦盤


ジーン “ トゥーツ “ シールマンス
マン バイツ ハーモニカ (1957年末から1958年NY録音/ 1957年日本では初代コロンビアローズの東京のバスガール発売)

「Jean “ Toots ”Thielemans / Man Bites Harmonica」
あのトゥーツ シールマンスが、ジーンと名乗っていた頃のおそらく最初の録音ではないでしょうか?
バリトーンサックスとのユニゾンやスリリングなビーバップフレーズに心が踊ります。
個人的にはサッチモのカヴァー曲が大好きですネッ❤️

ジーン “ トゥーツ “ シールマンス - ハーモニカ、ギター
Jean “ Toots “ Thielemans - Harmonica,Guitar
ペッパー アダムス - バリトン サックスホーン
Pepper Adams - Baritone Saxophone (1,3-6,8)
ケニードリュウ - ピアノ
Kenny Drew - Piano
ウィルバ ウォア - ベース
Wilbur Ware - Bass
アート テイラー - ドラムス
Art Taylor - Drums


Produced by Orrin Keepnews




今号のレビュアー



仲村哲也 TEX NAKAMURA

1980年代始めまで、自己のバンドでエレクトリック・ベースを担当していたが、1950年代のサウンドに取り憑かれ、アップライト・ベースに転向。
1983年に、FENから流れてきたJ ガイルズ・バンドの「ワーマージャマー」に衝撃を受けハモニカを手にする。
妹尾隆一郎氏に師事し基礎のテクニックを収得。その後は、「F.I.H.ハモニカコンテスト」入賞、アポロシアターのアマチュアナイト・チャンピオンシップに出演(日本人初)するなど、数年の間にトップクラスのハーピストとして活躍する。
以後国内でスタジオミュージシャンとして数多くの録音に参加。1992年渡米。
西海岸人気ファンクバンド「WAR」にリーオスカーの後釜として抜擢され、年間平均100本ワールドツアーに13年間参加。Tex NakamuraやWeeping Willow(咽び泣く柳)の名で、現在も米国ロサンゼルスを拠点に幅広い音楽性と美しい音色で活動中。

●オフィシャルWebサイト
nakamura_tetsuya.html