トンボ楽器製作所
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株式会社トンボ楽器製作所

  • ハーモニカ仁義

~海を渡ったハーモニカ吹き~

ご覧の皆様、初めまして。
私はブルーズやカントリーなどアメリカンルーツ音楽をハーモニカで奏でる為、本場に移住したハーモニカ吹きです。
渡米してから既に27年経過しました。現在も明日のサクセスを夢見て、当地において日々修行に励んでいます。トンボハーモニカは26年使用させて頂いています。

この記念すべき第1回目の投稿は今年(2019年)1月、ロサンゼルスのアナハイムで行われたNAMM(ナム)ショーでの出来事を紹介します。
NAMMショーとは南カリフォルニアのアナハイムで毎年開催されている世界最大規模の楽器ショー(見本市)です。
演奏者やレコーディングエンジニア、楽器小売店、商社向けの販売会(展示会)であるため、一般の方は入場することが出来ませんが、一定の条件を満たした一般の顧客に各社の招待枠で入場券を発行しています。
そのため多くの著名演奏家が集う場でもあります。

今回「Lee Oskar Harmonica by TOMBO」として初めて出展されるブースに、私はデモンストレイターとして参加しておりました。
時折演奏したり、商品説明など担当させて頂きました。
初出展と言う事もあり、リー・オスカーさんご自身でデザインされたブースの設営にも余念がありません。
商品展示ケースの他、ブース内でデモ演奏が出来るよう音響機材も整え、ゲスト演奏家がリーさんと共演出来るようにとマイクも2本用意しました。

機材のテストをしているとリーさんも現れ、マイクをチェックしつつ、リーさんと軽~くジャム。
やはり流石リーさん、ご自身の演奏が始まると、すぐにヒトダカリがッ!そんな所にジミージーさん(Jimmy Z ロッド ステュアート/トム ペティ他)が通りがかり、更にリーさんとジャムを。
ジミーさんはトンボハーモニカ先代(現・真野泰治会長)の頃からの愛用者で、その頃の話を懐かしく話されていました。
そんな所へキム・ウィルソンさん(ファビュラスサンダーバーズ)も通りかかり、トンボブース内は、ハーモニカサミット状態にッ!

★ハーモニカライフ84号(2019.4)より



仲村哲也 TEX NAKAMURA

1980年代始めまで、自己のバンドでエレクトリック・ベースを担当していたが、1950年代のサウンドに取り憑かれ、アップライト・ベースに転向。
1983年に、FENから流れてきたJ ガイルズ・バンドの「ワーマージャマー」に衝撃を受けハモニカを手にする。
妹尾隆一郎氏に師事し基礎のテクニックを収得。その後は、「F.I.H.ハモニカコンテスト」入賞、アポロシアターのアマチュアナイト・チャンピオンシップに出演(日本人初)するなど、数年の間にトップクラスのハーピストとして活躍する。
以後国内でスタジオミュージシャンとして数多くの録音に参加。1992年渡米。
西海岸人気ファンクバンド「WAR」にリーオスカーの後釜として抜擢され、年間平均100本ワールドツアーに13年間参加。Tex NakamuraやWeeping Willow(咽び泣く柳)の名で、現在も米国ロサンゼルスを拠点に幅広い音楽性と美しい音色で活動中。

●演奏動画
Tetsuya Nakamura playing the harmonica

Tetsuya Nakamura playing the harmonica2

●オフィシャルWebサイト
nakamura_tetsuya.html