
★このページは『TOMBO祭2023』のコンテンツであり、2023年11月26日時点の情報となります。
秦コータロー
Kotaro hata
大阪出身。
幼少の頃からピアノを学び、アコーディオンとピアノを用いて東京を中心に全国でのライブ活動を行う。
また楽曲提供や楽曲アレンジ、アーティストのサポート活動なども行う傍ら、
2016年後期より放映のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』、2019年Bunkamura30周年記念舞台『罪と罰』(三浦春馬主演)、2020年NHK連続テレビ小説『エール』、2023年舞台『アンナ・カレーニナ』(宮沢りえ主演)出演など
アコーディオニスト、ピアニストとして従来の形にとらわれない幅広い活動を続けている。
Main Accordion
■ VICTORIA / Virtoso 40 TCS

Discography

2022年

2018年
憧れのプレイヤー
ザッハトルテ
My Favorite Albums


Q&A
Q. 秦さんがアコーディオンを選ぶ基準を教えてください。
A. 演奏するシチュエーションや楽曲によって変わるので一纏めにこれとは言い切れず、そういう理由からも僕は複数台保有しています。
例えば動きながら弾くのであれば軽めのとか、歌謡曲を演奏するならこの音色とか、、、
アコーディオンをこれから始められる、既に持っているけど新しく楽器を購入されるという方は、自分のニーズに合わせて選ばれることをお勧めします。
また楽器店に行って色々なアコーディオンに実際触れてみることはとても重要だと思いますよ。
もし不明なことがあればトンボ楽器は勿論ですし、僕のHPフォームからでも大丈夫なのでいつでも相談にのりますから気兼ねなく連絡してみてくださいね。
Q. 秦さんはステージに立つ前どんなことを考えていますか?緊張はしますか?
A. めちゃくちゃしますし、立つ前どころか数週間前から緊張しています笑。
凄くそれがコンプレックスだった時期もありますが、今はそれが自分の個性だなと受け入れるようになりました。
ステージに立つ前はとにかく楽しもうという気分を高めつつも、矛盾しているかもしれませんが冷静な気持ちをもって頭の中を落ち着かせるようにしています。
興奮と冷静は対極にある感情ですが、そのバランスがとても大切。どちらかが多すぎても少なすぎてもいけないように思います。
Q. ファンの方やオーディエンスから貰った言葉で、特に嬉しかったこと、印象に残っていることは何ですか?
A. 勿論言葉を頂けることは嬉しいですし光栄ですが、とにかくライブやコンサートに足を運んでくださるだけで本当に胸がいっぱいですし、感謝の気持ちしかありません。
自分の人生の多くの出逢いはアコーディオンが繋いでくれたもので、そのご縁をこれからも大切にしていきたいです。
Q. 秦さんはピアノからはじめられていると思いますが、アコーディオンを演奏するきっかけ何だったのでしょうか?また、秦さんにとってアコーディオンの魅力とは何ですか?
A. アコーディオンをはじめたきっかけは、小学生の頃に大阪駅の路上でのストリートライブ(後の鞴座)に出逢ったことです。
その音楽が当時の僕に衝撃を与えたのと、ピアノと同じ鍵盤を持つアコーディオンという楽器へどんどん興味を惹かれました。
その熱が冷めることなく大学に入学してアルバイトでお金を貯めて楽器を購入したのが始まりです。
いま思うとその路上での出逢いがなければアコーディオンを演奏していなかったかもしれないですね。
アコーディオンの魅力はあげだすとキリがありませんが、僕は【自分で持ち運べること】を最初にあげます。
ピアノをメインで活動していた時期もありますが、やはり自分の楽器を持って演奏を届けるというのは当たり前のようで凄く幸せなことなのだなと思いました。ただ重たいのですが笑。
メッセージ
ページを開いてくださりありがとうございます!
きっとここに辿り着いたということは少なからずアコーディオンやハーモニカに興味を持っている方、
または実際に演奏されているという方もおられるかと思います。
アコーディオンって凄く簡単な楽器ですよ!とは言えないですしまだまだ自分も修行中ではありますが、
演奏するのが難し”すぎる”楽器ではないと僕は思っています。
あまり目に触れる機会も少ないので必要以上に難しそうというイメージを持たれがちですが、
実際に演奏する面において左手のボタンの配列はとても理にかなっていますし、
鍵盤を抑えて蛇腹を動かせばすぐ音が出るので、音を出すハードルも非常に低いです。
そして何よりソロでも演奏できて、
アンサンブルに入れば一際目立って(音色も見た目も珍しいですからね)、
脚光を浴びる楽器はアコーディオン位ではないでしょうか。
まだ日本でアコーディオンが広く普及されてる訳ではありませんが、
少しでも沢山の方に興味を持って頂ける様に、トンボ楽器さんや演奏者同士で協力して、
1人でも多くの方に楽器の魅力が伝わることを願っています。
