トンボ楽器製作所
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インターネットメディアの可能性

★このページは『TOMBO祭2023』のコンテンツであり、2023年11月26日時点の情報となります。

OHORI123 - Profile -

アコースティック・ギターでの弾き語りのスタイルで活動。福岡県在住。
音楽/アコギ/弾き語りをテーマとしたYouTube Channelを2009年より公開。
弾き語りは勿論、アコギの奏法のレクチャーやアコギ本体のレヴュー。 影響を受けたアーティストのアコギの弾き方のレクチャーをメインとする動画の投稿やLIVE配信、さらに,10穴ハーモニカのレクチャーや本体のレヴュー動画も投稿している。
10穴ハーモニカの魅力をはじめ、アコギでの弾き語りに寄り添うハーモニカの魅力を発信。「ハーモニカ/10ホールズ・ハーモニカの基本奏法/吹き方を,3つレクチャー!!」のタイトル動画40万回を超える視聴回数となっている(2023年6月22日現在)
チャンネル登録者数は,46690人(2023年6月22日現在)
2022年にはクロサワ楽器/GUITAR PLANET主催の楽器イベント「拡大版!お茶の水大楽器祭り in ソラシティ」とのコラボ・ライヴ配信を敢行している。
使用するメインの10穴ハーモニカはMAJOR BOY。



長井:

YouTubeの設立が2005年ということで、私はその頃mixiの住人でした(笑)。
日本語版YouTubeが2007年に開始。調べてみると私が個人的な動画を初めてYouTubeに公開したのが2008年だったようです。再生回っていませんが(笑)。
OHORI123さんのYouTubeチャンネルは2009年と早くから開始、そして現在まで定期的に更新されています。OHORI123さんがメジャーボーイを使用した動画を公開されているのは随分前から認識していました。ハーモニカをテーマにした動画はまだまだ少なく、楽しく見させていただいていたのを覚えています。
YouTubeをはじめた当時のYouTubeその他SNSはどんな環境でしたか?
そんな中OHORI123さんがYouTubeをはじめようとしたきっかけ、理由、またYouTubeを始めての感想、エピソードなどを教えていただけますか?

OHORI123:

トンボ楽器製作所の皆様にOHORI123のYouTubeチャンネルを認識いただけているのはありがたいですね。
2009年、わたしがYouTubeにチャンネルを開設した当時のYouTubeの状況を振り返りると、あくまでテレビに次ぐ視聴する為のメディアであり、「動画を投稿したり配信したりする場所」という認識は今程強くなかったのではないかと思います。
「YouTuber(ユーチューバー)」という用語が出てくる4~5年前だったと記憶していますし、動画投稿時の設定やプロセスも現在のように多岐にわたるようなものとなっておらず実にシンプルなものだったという印象です。
近年、YouTubeでは動画投稿は勿論、「ライヴ配信」や視聴の機能も含め、当時とは比較にならない程充実してきました。利便性が高まり、より多くの方々にご視聴いただくような環境が確立されてきていると思います。
YouTubeを始めようと思った契機は様々なことがあるのですが...
わたしのアイデンティティである「音楽・アコギ・弾き語り」というテーマや表現を人前でのライヴだけではなく違う形で共有し、広めることが出来ないだろうか?と思ったからです。映像や音声を通じて「表現」を地域や時間を問わず届けることができるという、今までにない発想や魅力を盛り込んだYouTubeという場所を大いに活用していこうということで現在に至っています。

長井:

本当、継続は力なりで「弾き語り ハーモニカ」の検索ワードではOHORI123さんがすぐにヒットしますし、アコギ・弾き語り・ハーモニカで4.68万人(2023年7月27日現在)の登録者数はかなり多いのではないでしょうか
これだけ誰でも簡単に投稿ができるようになり、アカウントや動画数も増えている中登録者数を伸ばしている秘訣はなんでしょうか?

OHORI123:

実感として言えることの一つが、多くの方々に視聴していただくには、何よりも「継続して投稿やライヴ配信をしていく」ということなのかな...と思っています。
もちろん義務があるわけではないにしても、常に視聴者に関心を持っていただくことを考えると、可能な限り高頻度で行うべきだと思っています。
2009年のチャンネル開設。そして2012年からの定期的な投稿やライヴ配信を始めた当初は、登録者数、再生回数ともに「何万人」や「何十万回」を叩き出すことになるとは思ってもみませんでした。「まさか、そうなるはずがないよな...」と。
しかし有難いことに今では多くの方々に支持をしていただけるようなチャンネルとなってきているなと感じています。
まだまだ途上ですし、現状に甘んじることなく精進していきたいと強く思っています。

長井:

これからの投稿も楽しみにしています。
ちなみに差し支えなければ「OHORI123」という名前の由来を教えていただけますか?

OHORI123:

「OHORI123」という名は、もともとはYouTubeのチャンネル名として2009年の設立当初から採用しているものです。
OHORI(オオホリ)は,福岡県の地名のひとつである「大濠」。
当時「大濠中学・高等学校」に通学していたことと、その学校の近くに位置する「大濠公園」に由来しています。

長井:

おっと、かなり個人情報のような気もしますが(笑)
地名だとは気が付きませんでした。
音楽についてです。ギター歴が21年、ハーモニカ歴が18年とお聞きしましたが、 音楽をはじめたきっかけ、影響を受けた方などを教えていただけますか?

OHORI123:

やはり音楽を始めた契機として、絶対に外せない楽曲があります。
幼稚園児期のある日に、カー・ステレオで耳にした,”The Beatles”の”Please Please Me”。
John LennonとPaul McCartneyのボーカルのハーモニーは勿論、楽曲そのもののメロディとサウンドの衝撃たるや凄まじいもので、理屈抜きに「なんてカッコいいのだ!」と。
イントロのJohnによるハーモニカもかなりの衝撃でした。
「ビートルズに、ジョン・レノンに一歩でも近づきたい!」という思いが強くなりFenderのアコースティック・ギターを入手。しばらくはビートルズのバンド・スコアやギターの初心者用の教則本と睨めっこして練習に明け暮れました。
そして、中学一年生の時、叔父に「ギターを上手くなりたかったら聴け」と勧められた長渕剛さんの楽曲たち。
「アコースティック・ギターとは何か」「弾き語りとは何か」「作詞や作曲とは何か」そして「音楽とは何か」を心の底から教えられた気がしています。様々な奏法を習得する契機にもなりました。
ハーモニカを始めたのもその頃からです。シングル・ノートやタンギング、ベンディングやビブラートといった奏法も習得していきました。
その後、様々なアーティストの音楽を耳にして影響されてきましたが、ビートルズと長渕剛さんの音楽はわたしにとっては強烈な存在と言って良いでしょう。

長井:

なるほど、特にビートルズと長渕剛さんの存在が大きいわけですね。
ライブ活動を行っていますが、主な活動拠点はどこですか?
また、曲はどんな内容でしょうか?

OHORI123:

以前は埼玉県でライヴをすることが多かったのですが、2023年から「原点に戻る」というテーマや思いを持ち始めたということもあり、福岡県の”Cavern Beat”を最初の拠点として弾き語りでのライヴをスタートさせています。
主にわたしが作詞・作曲したオリジナル楽曲を中心に、影響を受けているまたは、流行のアーティストの楽曲のカバーを織り交ぜるというスタイルです。



長井:

OHORI123さんの楽曲にはハーモニカが欠かせないと思っていますが、OHORI123さんが弾き語りで届けたい音楽とはどんなものでしょうか?

OHORI123:

そうですね…人間の心の内面というものは、「阿修羅」故に喜怒哀楽、いやさらに細かな感情が24時間365日、日常の中で渦巻いていて、それらを言葉に、旋律に、そして声や音として表現していく=OHORI123が届けたい音楽。となるのではないかと思います。
阿修羅のごとく人間の内面を音楽として表現していくことは決して容易なことではないからこそ共有していきたい。伝えていきたいと思っています。
それらをハーモニカの音としても届けることができたら最高ですね。

長井:

Instagramを拝見していると多くのギターを所有されているようですね。
よろしければお持ちのギターを拝見させてください。
またギター、ハーモニカなど楽器へのこだわりをお聞かせください。

OHORI123:

こだわりというとなかなか一言では済まないものでして。 アコースティック・ギターとハーモニカはわたしにとって曲作りやライヴ、動画の収録の際のツールという存在を超え、分身であり、相棒であり、癒しであり...
ごくたまに嗜むビールの肴にもなります。(本当です!)
Gibsonは無骨なサウンドの印象が強く、曲作りや音色、YouTubeの動画の収録において重宝しています。Takamineは如何なるシチュエーションにも、安定したプレイアビリティとライン・サウンドを提供してくれるのでライヴでの使用が多い傾向にあります。

掲載させて頂いている写真にあるものは所有しているものの一部ですが、比較的頻繁に使用しているギターです。
ハーモニカに関しては、定番機種である「MAJOR BOY」の全キーを専用のハード・ケースに収納していつでも使用できるようにスタンバイさせています。
特有の抜けの良いサウンドはGibsonやTakamineのサウンド、そしてわたしの声にもマッチしているので必ず使用しています。

長井:

ありがとうございます
クロサワ楽器/Guitar Planetさんとコラボを行ったそうですが、どのような経緯でしょうか?またどんな内容だったのでしょうか?

OHORI123:

2017年にクロサワ楽器さんが手掛けたGibsonのカスタム・モデル”1968 J-45 BLK”を入手したことが縁で、2022年に行われたクロサワ楽器とGUITAR PLANETが主催の楽器イベント「拡大版!お茶の水大楽器祭り in ソラシティ」に出演させていただきました。
イベント会場に特設されたコーナーを巡り、わたし自身が選んだアコースティック・ギターをレヴューする様子を「OHORI123のYouTubeチャンネル」にてライヴ配信・動画公開しました。
好評を得たということで非常に嬉しい限りです。



長井:

なるほど、こちらもYouTubeでのコラボ企画という形で行ったんですね。
ご自身のキャッチコピーを「OHORI123の”トンボの10ホールズ・ハーモニカのすゝめ”」とされていますね。いつもご利用ありがとうございます(笑)
これからもギターとハーモニカの弾き語りというスタイルで音楽、楽器の魅力を伝えていただきたいと思っています。
最後に、「ハーモニカを始めたい」、「弾き語りでハーモニカを使ってみたい」と思っている方へどんな情報を発信していきたいと考えていますか? また、今後の展開などを教えてください。

OHORI123:

もっともっと音楽を通じて表現し、そして多くの方々に共有していきたいと思っております!
ハーモニカを始めたい、弾き語りでハーモニカを使用してみたいという方々へのメッセージや発信としては...
プレイヤー・ブースに於けるOHORI123のコーナーと重なりますが、わたしが使用している10穴ハーモニカはポピュラーかつ手軽に音が出せるものであると思います。
様々なキーが用意されているのも魅力です。
演奏するという一段階前の「音を出すことの面白さや楽しさ」を比較的容易に知ることができる身近な楽器であると思います。
「ハーモニカって吹くのが大変なのでは?」という先入観は必要なく、手軽に始めることができる楽器であるということです。
そしてハーモニカの演奏が上手くなりたいと思うのであれば、鍛錬や継続が必要になると思いますが、基本も含め奏法をひとつひとつクリアしていくことの達成感や充実感は「何ものにも変え難い悦び」にもなるということがあります。
引き続き「トンボハーモニカの良さ・10穴ハーモニカの楽しさ」を弾き語りや、奏法のレクチャー、製品や機種のレヴューを通じて発信、お伝えしていきたいですね。

今後の展開や目標は挙げればキリがありませんが、まずはOHORI123のYouTubeチャンネルの登録者数を”10万人”にすること。そして楽器メーカーを中心に何らかの形で色々なコラボレーションができたらと思っております。
どのような状況であれ、音楽・アコギ・弾き語りというテーマを変えず、ブレることなく、浮き足立つことなく利用できるコンテンツをフルに活かして活動を継続していきたいと思います。

これは目標・展開というか、お願いの一つにOHORI123のネーム入りの10ホールズ・ハーモニカを作る事」がありますね。
それを使用してライヴ活動や動画投稿を行いたい...強く切望しております(笑)

長井:

ハーモニカを始めたい方へのメッセージ、ありがとうございました。
ネーム入りのハーモニカはご希望をいただく事が多いですね(笑)
特定の放送で、「企業ロゴ入りを避けたい」という理由からアーテイストの方に対応しているケースもありますね。
我々としては「TOMBO」と映った方がわかりやすい部分もあるんですけど(笑)
一方でそういうことに対応できるのも国産メーカーの強みでもあります。

YouTube登録者10万人に向けてどんな動画がアップされるのか、楽しみにしています。
今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。




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